私の周りには優秀な人が多い。
おそらく多くの人が描きたいと思うような学歴・職歴を手にしている人が周りに多い。
一方で、私は地方からの成り上がり人間であり、大学から東京に出てきた者である。正直、彼らとご飯を食べに行くときにはきまって、私の身の丈に合わないようなところになってしまい、息苦しさすら感じる。
少々脱線したが、私はいわゆる低所得層~高所得層の人間とあまねく接してきた。
その中で感じるのは、高所得層ほどリスク管理をしすぎているように思う。
正確に話そう。
低所得層・中所得層・高所得増の3つの層にわけるとする。
低所得層~中所得層はリスク管理にそこまで厳格ではない。
ただし、高所得層はリスク管理に厳密である。
年収が高ければ高いほどリスク管理の厳密度合いが高まるのではなく、一定以上の年収を持っていればリスク管理の厳密度合いが一定以上になることを言いたい。
高所得層は、リスクを極端に嫌う。
明日の仕事が嫌だと感じつつも、ある種「規範的な」人生を過ごしてきたせいで、規範的でない生活を許容できない。だから、嫌な仕事を辞めることができない。
また、胴元がいる賭け事は、期待値がマイナスだからやりたがらない。
一方で、低所得層・中所得層はある種「盲目的」である。
盲目的だからこそ、明日の仕事が決まっていない状態で今の会社を辞めることができる。
1回か2回そこらしか会ったことのないやつの投資話に魅力を感じて、投資することができる。
私は、高所得層ほど、リスクある投資を進んでするべきだと思う。
ここでいうリスクある投資というのは、自身が再起不能になるようなリスク(死、病気、破産、逮捕など)が存在しない状態、かつ小さく負ける可能性があるリスク(数百万円の損失)を許容して行う投資のことである。
高所得層は先述の通り、リスクを極端に嫌う。したがって、上記の小さく負ける可能性があるリスクすらを避けた行動を取りたがる。
したがって、私の周りだと最近だと家すら買わない人が多い。また、起業しても数百万円の投資すらを許さないような小さな事業を行うことが多い。
リスクを極端に嫌う行動は、その場その場では最適化されている。
しかし、その時に選択する行動行動が総じて指数関数的な便益につながることはない。
あくまで、横軸を時間、縦軸を便益にしたときに、ある時点tとある時点t+1との傾きが一番大きい選択を取っているのが、リスクを極端に嫌う行動である。
しかし、指数関数は、tが大きくなるにつれて急激に便益が増加する。したがって、リスクを極端に嫌う行動をしているうちはこの便益を享受することができない。
面白いことに、ある選択が指数関数的な成長を遂げるのかそうでないかは、今断面ではわからない。
したがって、指数関数的な成長にただbetする。あとは運である。
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