人生の勝ちパターンは、時代によって変わってくる。(下記に記載する勝ちパターンは男性のものを記載する)

狩猟時代の勝ちパターンは肉体的に強くなること・強い武器を持つことであったし、江戸時代〜明治時代の勝ちパターンは、武士・士族として生まれてくることであった。

昭和時代では、高度経済成長化の中でトヨタ・パナソニックなどで日本のものづくりを支え、家庭の大黒柱となることが勝ちパターンであった。

平成時代では、日本の経済が伸び悩んでいく中でも成長している産業(商社やコンサル)などで、できるだけ効率的に働き、WLBを最大化することが勝ちパターンであった。

では、令和ではどうか?

令和は、自身が享受する情報量が増えていく中で、とにかく目の前の物事に没頭し、それをエンターテインメント(自身はそう考えていなくても他者からはそのように見えている)として、Youtube・Tiktokに投稿すれば良い時代となった。

逆にいうと、目の前の物事に没頭することができない人が増え、「自分が何をやってもうまくいくはずがない」という無力感という名の"できないことへの自信"を持つ人が増えた。

このような世の中では、勝ちパターン(死ぬまでにざっくり資産10億円以上を達成することと定義する)は属性により2種類に分かれる。

  • 高学歴、ハイレイヤー層(以下、ハイレイヤー層とする)
  • 上記でない層(以下、ローレイヤー層とする)

ハイレイヤー層の勝ちパターンは、

①年収が高い大手企業に新卒から勤めながら、転職を重ね、転職時のオプションボーナスで年収を高めながら、ホワイトな企業で働く(これは、平成の勝ちパターンと同)

または

②スタートアップを起業し、EXIT。まとまったお金を得た後は、ポートフォリオを作りながら、分散投資する

ことである。

一方、ローレイヤー層の勝ちパターンは、

③自身が得意なことにのめり込み、それを動画にして投稿し、それを継続する(スタートアップ的というよりは、スモールビジネス的に個人の利益の最大化を目指す)

ことである。

ハイレイヤーの①のケースについては、平成の勝ちパターンと大差ないだろう。自身が欲しい金額に応じて、キャリアを選択する。(欲しい金額が大きいのであれば、多少WLBを悪化させるだろうがPEファンドに勤める、欲しい金額が小さいのであれば、よくある大手事業会社に勤めれば良い)

ハイレイヤーの②のケースについては、令和の新しい勝ちパターンとも言える。令和の環境では、明らかに出資余りを起こしており、「良いスタートアップ」があれば、出資を受けやすい環境になっている。一方で、会社の創業期には「良いスタートアップ」であるかが否かがビジネスモデルからは見えづらい。したがって、VCやエンジェル投資家は、経営者の過去の経歴や事業への熱量で出資有無を検討しているため、ハイレイヤーであれば出資される確度が高いだろう。

自身が欲しい金額と取れるリスクに応じて、M&AかIPOを選択し、それらが行いやすいビジネスモデルで起業する。EXITまでの期間はWLBは悪化するが、EXIT後・ロックアップ後は比較的お金に関する悩みは解消した状態になれるだろう。

一方、ローレイヤー層の勝ち方は、上記③のケースしかない。(令和での学閥社会であること自体には変わりはないため、人生の最初の方で成功できなければ、成功するチャンスはどんどん減っていく)

しかし、母数を勝ちパターンのいずれかを実践し、「勝った」人とし、上記①〜③の勝ち方の比率を考えると、

①:90%

②:8%

③:2%

と極端に偏る。

特に③が小さく、ローレイヤーから「勝てる」人はほとんどいない。

なぜならば、

  • ローレイヤーの人は、自身がローレイヤーであることに"慣れて"おり、勝ちパターンに近づくような生き方をすることがそもそも難しいからである。(つまり、短期的にはキツイが長期的には大きい利益が得られるものに対し、ローレイヤーの人の方が"諦めやすい")

ローレイヤーの人は、「頑張る」習慣がない人が多い。また、たとえ本人が頑張っていると思っていても、実際は頑張っているようには見えないことが多く、それは「頑張っていない」ことと同値である。

しかし、③の勝ちパターンを歩むためにはどうしても「頑張る」必要がある。(頑張らずに勝ちパターンを歩みたい人は、人生の最初でハイレイヤーの道を歩み、勝ちパターン①を実践するしかない)

だから、自身がのめり込むことを用意し、「本人としては頑張っているつもりはないんだけど、周りから見て頑張っている」状況を作るべきである。

また、上記のような状況では、動画を投稿すればマネタイズしやすい。

なぜならば、昨今の投げ銭文化が示すように、多くの人は「自分は頑張りたくはないし、頑張れない性格だが、頑張っている人を応援したい。頑張っている人を応援している自分が好き」と考えているからである。

したがって、のめり込んだ対象で仮にマネタイズできなかったとしても、のめり込んでいる様子を動画にして投稿することで勝ちパターンを歩むことができる。

全体を書いて思ったが、我々が思っているよりも時間的なレバレッジの力が大きい。

人生の早期に頑張っていれば、同じような努力をせずともその後は楽に生きることができる。

しかし、今頑張ることができなければ、将来もっと頑張らなければならないし、将来頑張ることができなければ、良い人生を歩むことは一生できない。

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