いつになったら人は年老いるのか。

「自分が年老いていると感じる」瞬間からである。

仮に20代前半であっても、「誕生日が来るのが嬉しくなくなっている」と思ったのであれば、それは彼・彼女は年老いている。

年老いていると感じてしまうと、自分の行動も年老いたものになる。

本当はその場で判断するべきものであっても、つい先延ばしにしてしまう。即断即決ができず、牛歩でしか物事を考えられない。

1日が異様に短く感じられる。ちょっと散歩して気づいたら夜になっている。

年老いていると感じてからは、新しいことを始める気持ちが減退する。

既に持っているものに焦点を当てる点では良いのかもしれない。

だが、既に持っているものがほぼないときに、それに焦点を当ててしまうと、芽が出ない木の苗に延々水を与え続けることになる。

ネガティブストーリーを話してしまったが、反対に考えると

実際の年齢が上がっていたとしても、彼らが「年老いている」と感じなければ、心持ちは若さを保ち続けられるだろう。

つまり、生き生きと生きているのであれば、常に若くあり続ける。

生き生きと生きる方法は簡単である。誰にもできる。

自分が享受できている全てのものに有難みを感じることである。

有難みを感じることで、それを享受できている自分を「捨てたもんじゃないな」と思える。この人生を善く生きてみようという気持ちになる。

有難みを感じられないのは、人生において一番の損である。

有難みが感じられる人は、今は何も持っていなかったと思っていたとしても、既に至高の才能を持っていることになる。

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