人生を充実させる方法がある。

過程を楽しむために目標を持つことである。

「目標を設定しろ」と煽る自己啓発本が多い。

だが、目標を設定するのは目標を実現するためではない。

もちろん、目標を実現することができたら、それは理想であると言えるだろう。

△△大学に合格する。

40歳までに年収1,000万円を達成する。

ボクシングの××階級で地域リーグで優勝する。

などの目標を一度設定してしまうと、ついつい叶えたくなる。

では、目標を実現することができなかった場合、人生は充実しなかったと言えるのだろうか?

いや、違う。

目標が実現できなかった場合においても、人生は、自分が生きている限りは良い人生なのである。

ただ1点注意がある。

それは自分が、自分の人生をありありと生きていなければ、自分の人生を良いと思えないことである。

自分の人生をありありと生きている全ての人は、自分の人生を良い人生であると言うはずだろう。

では、自分の人生をありありと生きるためにはどうすればよいのか?

「過程」を楽しむのである。

いつしか人はこの事実を忘れてしまうようだが、目標に向かって、過程を歩んでいるその姿は常に生き生きとしているはずである。

目標を実現できるかどうかは、過程を楽しめたその先のおまけのようなものである。

目標がないと、「過程」(目標と現状との差分)を歩むことができない。

だから、目標を設定する。

もちろん、目標の実現に向けて足を踏み出すわけだが、目標が実現できなかったとしてもその地点までの過程を楽しんで歩めていたのであれば、嘆く必要はない。

その経験は、必ずやあなたの人生にとってプラスに働くだろうから。

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